Chateau La Cosete
シャトー・ラ・コステ(Chateau la Coste)
セザンヌの生地として知られる南仏のAix-en-Provebceから北へ向かい、アーモンドやホワイトオークの森を抜けると、広大なオリーブやブドウ畑が姿を見せる。古くはローマ時代の痕跡がいたる所に見られる。250エーカーのブドウ畑、ここがシャトー・ラ・コステである。日本の著名な建築家、安藤忠雄氏が手がけたシャトーのエントランスとカフェが訪れる人々を出迎える。その先には、南仏の洗練されたワインと食事、そして世界の名だたる芸術作品が待っている。シャトーの母屋ベネチアンスタイルの母屋は1682年から今日まで、その姿を変えずに人々を出迎える。Cafe & Book storeシャトーラコステのMain Buildingでワインと食事が楽しめる。ここで提供される野菜のほとんどが敷地内で有機栽培された食材である。建物は安藤忠雄氏の設計。
ワイン
シャトーラコステで生産されるワインは、赤・白・ロゼの3種類で、ブドウはCabernet Sauvignon、Grenade Nor、Syrah Vermintino、Chardonnayが使われている。4年前からブドウの栽培を全て有機農法に切替え、自然との調和を目指したワイン作りが行われている。
芸術と建築(Art & Auchitecture)
グランドコンセプト
安藤忠雄日本を代表する建築家。
・シャトーの中核であるCafe & Art Center。水との調和が美しい。
フランスのプロバンス地方で「シャトー・ラ・コステ」の建て替えを、日本人建築家 安藤 忠男氏 に依頼、2年前に完成オープンした。
シャトー・ラ・コステでは、世界中からアートの名作を敷地内に配置し、 多くのアートファンが訪れている。
アーティスト
ルイーズ ブルジョワ Louise bourgeoisアメリカの女性彫刻家(パリ出身)。・屈む蜘蛛 Crouching Spider水に浮かぶ蜘蛛が神秘的。六本木ヒルズにある蜘蛛と同じ作者アレキサンダー カルダー Alexander Calderアメリカの彫刻家。元、機械工学のエンジニア。・華麗な羽根 Small Crinkly幾何学的で絶妙な水上のアクセント杉本 博司欧米を舞台に活躍する写真家。直島の護王神社の建築も手がけた。・無限 Enfinity時空を超えた自然な存在ポール マティス Paul Matisseアメリカ人アーティスト。祖父はフランスの画家Henri Matiss。・瞑想の鐘 Meditation Bell20km先まで音が届く驚異の鐘。トム シャノン Tom Shanon重力抵抗彫刻家。・雫 Drop 異空間の輝き。フランク ゲーリー Frank O. Gehryカナダ人建築家。コロンビア大学教授。・野外音楽堂 Music Pavilion 奇抜なデザインが目を引く。ジャン ヌーヴェル Jeon Nouvelフランスの建築家。ガラスの建築家と称される。日本では電通本社ビルを手がける。・ワインセラー Wine Making Cellar お洒落なシアターを思わせる。中の設備は超近代的。その他50点以上がブドウ畑に散在。この後、Renzo Piano、Oscar Niemeyer の作品も参画予定。